【避難所で困った!女性・乳幼児・高齢者の気になるポイント】
年齢・性別によって変わる災害時の必需品

大きな災害が起きたとき、誰もが「とりあえず避難所へ」と考えます。 しかし、避難所生活には女性や乳幼児、高齢者ならではの困りごとが多く、実際の避難体験ではその声がよく上がっています。

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👩 女性にとっての避難所課題
避難所では仕切りが少なく、プライバシーが守られにくい環境です。 着替え・授乳・生理用品の管理など、周囲の目が気になる場面も多くあります。 そのため、企業や自治体でも「簡易パーテーション」や「個室型テント」を備える動きが進んでいます。

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👶 乳幼児がいる家庭の不安
ミルク用のお湯が手に入らない、オムツ替えの場所がない、泣き声への気遣い、 こうした悩みを少しでも減らすために、会社の備蓄にも紙オムツ・おしりふき・液体ミルクなどを少量でも入れておくと安心です。 また、非常用トイレも赤ちゃん連れには必需品。臭いが漏れにくく、すぐ使えるタイプを選びましょう。

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👴 高齢者が避難する際のポイント
段差やトイレの位置など、バリアフリー環境が不十分な避難所も少なくありません。 持病の薬を1〜2日分は常に持ち歩くよう意識し、会社の避難スペースも高齢者や体の不自由な方が休める場所を確保しておくと安心です。

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🧠 防災豆知識
避難所で最も多いトラブルの一つが「トイレ不足」。 東日本大震災の際は3日以内に仮設トイレが到着した自治体はほんの30%程度 最長で65日間仮設トイレが到着しなかった自治体が存在したことはご存知ですか? そして能登半島では災害関連死が直接死を超えており、せっかく地震で生き延びることができたのにその後の生活で命を落としてしまう人が多かったのです。 「避難所にいけば大丈夫」と過信せず、今一度備蓄について考えてみませんか?

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2025.11.14