【冬の暖房、実は火災の原因No.1!?】
オフィスのヒーター安全対策

冬の寒さが増してくると、オフィスでもエアコンやヒーターの出番が増えます。 しかしこの時期、暖房機器+空気の乾燥が重なることで、火災のリスクが一気に高まります。 実際、総務省消防庁の統計でも「冬は火災件数が最も多い季節」。 乾燥した空気は、わずかな熱や火花でも燃えやすく、静電気による発火も増える時期です。

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🧯オフィスで多い“ヒヤリ”なシーン ・ヒーターや加湿器の近くに書類やダンボールを置いている ・延長コードに暖房器具・PC・コピー機を同時接続 ・エアコンフィルターのホコリが溜まり、発熱の原因に ・年末の大掃除で一時的に電源タップを増やしてしまう ビル内オフィスが多い環境では、電気系統の火災が特に注意ポイントです。 火が出れば煙がこもりやすく、初期消火が遅れる恐れもあります。

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💡安全に暖を取るためのチェックリスト 1. ヒーター・加湿器まわり30cm以内はモノを置かない 2. 延長コードの許容量(1500Wなど)を守る 3. エアコンフィルターは月1で清掃を 4. 就業後は“電源OFF確認”を当番制に 乾燥がひどい時期は、加湿器の活用で火災予防+風邪対策にもなります。 ただし、加湿器の電源コードの劣化にも注意しましょう。

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💡防災豆知識
湿度が40%を下回ると、紙や布、静電気などが燃えやすくなります。 湿度40〜60%をキープするだけでも、火災リスクを大きく下げられます。

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📝まとめ
火災の原因は「不注意」と「乾燥」がほとんど。 冬場はオフィス全体で“乾燥注意報”を意識し、電源管理+湿度管理をセットで行いましょう。 ほんのひと手間で、職場の安全が大きく変わります。

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次回は、「避難所で困った!女性・乳幼児・高齢者の気になるポイント」をテーマにお届けします💻
次回もお楽しみに!

2025.11.7